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2005年06月14日

ロマンチストと会計学5

うちにイタリア土産のぺペロンチーノの元があります。
乾燥したニンニクとか唐辛子とかよくわからないものとかがいろいろはいってます。
ちょっとだけ軽くボイルして、オリーヴオイルで炒めて使うんです。
それの説明書きがパッケージの裏に書いてありました。
でたらめな英語で。
意味はなんとか通じるんだけど、
でたらめな英語。

すごいよなあ、イタ公は。
っとに、テキトーなのな。
そういや、こないだまでとっていた授業の先生はイタリア人だったけど、ひどかったなあ。
遅刻しまくりで、勝手に時間帯変えちゃってるの。30分ずらしちゃった。
そんでもって、試験の日時も自分の都合にあわせて変更するしさ。
プライベートなことで授業中に泣き出して、クラスのみんなを心配させるしさ。
とんでもない人でした。
あと昔すこしだけ一緒に暮らしたイタリア人もひどかったなあ。
すぐ物壊すの。テレビのリモコンとか一瞬で。
あと、なぜか部屋の壁が泥だらけ。
不思議なひとでした。

で、そんなイタリア人たちがですね、会計学を発明したってことになってるのは、驚きですね。
イタリア人っていったら、スケベ&ロマンチストみたいなイメージあるじゃないですか。
だいたいイタロ・カルヴィーノなんていうとんでもねえロマンティック馬鹿一代を輩出したのもこの国ですよ。
でもまあ、古くから商業が栄えた土地でしたからね、そりゃまあ、そういう点では納得がいくんですが、
よくもまあイタリア人がこんな細かいこと始めちゃったもんだなあとも思います。
いまは国民の3分の2はマフィアになって、世界中でいけない薬を売り歩く彼らだけど、
昔はまっとうな意識の高い商い人だったってことですね。

さあ、うまいこと話をもってきたところで、例の続きにいきたい。

前回、夢について書きました。
当然のことながら、あんなものはまったくでたらめです。
本当のこというと、その、夢だなんてたいそうなものは持っていませんが、
やりたいことはたくさんあります。
もうバリバリあります。いや、ブリバリあります。
いやいや、ブリバリビリバリボルバルベリベリ・ラジカル・ガジベリビンバな具合にあります。
じゃ、会計学なんてどこかにうっちゃって、それを今すぐはじめりゃいいじゃねえか、って話なんですけど、
ちょっとそれは違うだろ。

いいですか。
英語にこんな言葉があります。
"Never Too Late"
何をやるにも遅すぎるってことはねえぜ、
ってそういうことです。

なに、目標にむかってまっすぐに突っ走るってのも素敵なことだと思います。
でもさあ、今はまだそのときではないと自覚しているのだったり、
まだやりたいことがはっきりとしていないというのなら、後回しにしてもいいと思うんですよ。
そのやりたいことを。遅すぎるってことはないんだから。

ですから、俺は会計学をやりつつ、今後挑戦してみたいアレコレについて考えてもいます。
いつか全部やりとげるつもりです。今でのすべてを無駄にすることなく、やってのけるつもりです。
それって、素敵なことだと思いませんか。

だって、たとえば映画や小説でいうと、
みえみえの結末に向かってただ突き進むだけのストーリーより、
あっちへいったりこっちへいったりしながらも、要所要所に布石を散りばめて、
あっと驚く結末へと繋がる、そんなストーリーのほうが面白いじゃないですか。

つまり、俺の場合、会計学はひとつの伏線にすぎず、
これがあってこそ、その先へと繋がる、そんな未来を思い描いているのです。
そして全てを完遂したとき、あの忌々しい会計学の教科書だって愛しく思えるはずだと思うんです。

ロマンチストってやつは、浪漫を抱えて虎視眈々と機会を狙う、
そんな獰猛な生き物かつ策士家でもあるんですよ。

でまあ、あの、よく「夢をあきらめた」とかね、
「やりたいことがあったけど、いろいろあって、あきらめた」とかね、
そんなことをいう人がいますけど、あれはおかしい。
ロマンチストは怒るよ。プンスカプンプン。

あきらめたんじぇねえよ、それは。
飽きたんだよ。
実行にうつさぬまま、悶々と考えたり、口にするだけで満足してるうちに、
せっかく手にした浪漫に飽きちまったんだよ。
結局それだけのものだったっつうことだよ。

もう一度いう。
"Never Too Late"
いつだって始められるんだ。
あきらめる必要なんかないさ。
浪漫を持ち続けるんだ。
一所懸命飽きずにそれを抱きしめるんだ。
いつまでもいつまでもいつまでも。
ロマンチストに終わりはない。

というわけで、ガラにもなく、説教くさいことを書いてしまいました。
これは自分にいいきかせるためのものでもあるんです。
しっかし、どうにも真面目くさった最終回になってしまいましたね。
ここらでひとつ、得意のユーモアを披露して、
明るくお別れをしたいと思います。

えー、
「ロマンチストの条件」とかけまして、
「会計学の発生原理」とときます。

そのこころは?

「あきないこと」です。

おそまつ。

yujing

投稿者 hospital : 2005年06月14日 06:53