« そこにピラティスがあったから | メイン | おひさしぶりです »
2006年04月05日
イタリアでいいじゃないか
イタリアに行って来た。
もちろん欧州のイタリアである。
たまに気が向いたときに寄るクラブで何故だか毎回指名する女に、気まぐれに「イタリアへ行かないか?」と尋ねたところ、本当に行くことになってしまった。
最初は冗談みたいな展開に自分でも驚いたものの、意図しない場所へ意図せず旅行するというのは、けっこうはまれば面白いものじゃないだろうかと、直前には本当に楽しみになってしまい、女からの「いよいよ明後日だね♪」というメールに盛り上がったりしたものだ。
「おいおい、そんなスーツケース旅先で買えばいいんだよ」
高校を卒業してすぐに家計の助けにと携帯ショップでアルバイトしている彼女は、これまで旅行などもちろんいったことはなく旅行慣れしないその姿はとても愛らしかった。
素直ににこにこと笑いながら
「だって心配だったんだもん」
とはにかむ。
いい女だ。
搭乗時間が迫るに連れて徐々に言葉すくなになっていく様子を見ていると、飛行機が怖いのだなと知れて冷やかしてやった。
ふと、まじめな顔をしたかとおもうと
「ほんと嘘みたい。ありがとう」
と改めて礼を言われたので、なんだか本当によいことをしたような気がした。
イタリアまではヒースロー空港を経由してミラノの空港へと都合14時間の旅だった。
機内食などには飽いていて、手をつけようとしないのを不思議そうに、どうして食べないのか?というような瞳でこちらをうかがっている。
目の端に写る彼女が滑稽で、ふいに噴出してしまった。
さらに怪訝そうにこちらをみているのだから、大声を出して笑いそうになってこらえ、「わかったわかった、そんな目でこっちをみるなよ」と髪を撫でてやった。
ミラノはイタリア屈指の商業都市であり、地中海性気候を反映してか比較的おおらかな人間の多いイタリアの中にあってここだけは特殊だ。
その仕事に対する真摯な姿は日本であれば賞賛されるべきものだが、イタリアの中では揶揄の的となっているようだ。
俗に言う南北問題はイタリアにおいて深刻であり、比較的ミラノなどは富裕層が多い。そのため街を行く人々の姿は随分と優雅なものであるのだが、すりやひったくりの類はそれでも多いという点では同じイタリアだと、旅行前に仕入れた知識は早々に役に立つ。
というのも、彼女がうきうきと無防備に歩いているところに近づいてきた肌の浅黒い男
from japan?tokyo?osaka?
などと近づいてきて、彼女の右手になんだか鮮やかにデザインされている腕輪をつけようとしている。
純情な彼女のことだから
No from shizuoka famous for Mt Fuji
などと応じている間に腕輪は装着されていく。
これは典型的な詐欺の類だと知っていた。
というのも、無断でつけたその腕輪の対価を要求しようとするものであるからだ。
大抵法外な金額を要求してきて、当惑した日本人はその額を払ってしまう。
No! No!(やめろ!)
No. for free(いやいや、ちがうんだよ。無料さ)
No! thank you(うそつけ!お見通しさ!)
おろおろするだけで一部始終の傍観者だった彼女は男を追い払ったあとようやく状況を認識したようで、「ごめんなさい」としょんぼりうなだれた。
なにも言わずに抱き寄せてやった。
世間ずれしていないくせに水商売なんかに足を踏み入れてしまった彼女のことを、僕は放っておけなかったのかもしれない。
いくと必ず、これといった理由もなく彼女を指名するその理由を、イタリアで知ったのだった。
ここまで書いてきてなんだが、やっぱり面倒になったので普通に書く。
イタリア。
すっごかったよ♪
パスタ食べてナツーロアズーロというイタリアビールを飲んでパスタ食べてワイン飲んでパスタたべて、という生活を過ごしました。
毎日歩きまくりました。
ピサの斜塔とか登れるなんて知らなくって、こらこら、倒れちゃうよぉぉぉ、とか想いながら「でも倒れるわけないか♪」と浮かれまくっておりました。
すりはいねえがああああ、と目をぎらぎらさせて街中を歩きました。
コーヒー超苦い!
エスプレッソといってね。ちっちゃいカップにちょぉ~っとしかこーピーいれてくれないんだけどぉ。
すっごぉい苦いんだけどぉ。
激ばまり!
もちろん食後のたしなみなわけだけど、コーヒー紅茶のほかにイタリアの習慣としては「グラッパ」というアルコール度数40度のお酒を飲むというものがある。
顔が熱くなっちゃいましたよぉ~。
でも幸せでちた。
はい。もちろんロミオとジュリエットの舞台となったヴェローナ。いってきましたよぉ。
はい。ジュリエットの像がありましてねえ。その胸を触ると幸せになれるということでしたので、がっちり触ってまいりました。
なんといっても圧巻なのはヴェネツィア(ベニス)でございます。
ベニスの街並み。
移動手段はボートか徒歩だけという、水の中に没してしまった街なのです。
一度見てみてください。
あれ、かんぺきディズニーシーのパクリです。
ウォルトディズニーにばれたら完全に訴えられるね。だって、ほら、ディズニー完璧ライオンキングの訴訟問題でへそ曲げてるし訴訟できる相手さがしてっから。
ヴェネツィア危うし!!!
この事実はHOSPITAL読者のみんなの胸の中だけにしまっておくようにっ。みんなでヴェネツィアを守ろう!
はぁ~。
日本にいるみんなのことを本当に愚か者ばかりだなあって思ったよ。うん。これバッチグーでまじ。
みんな。
まじめなはなし。
ダヴィンチ偉大だよ。
おまえら~。
ダヴィンチをみよ(ちなみにミヨは母の名前なのです)
ダヴィンチの受胎告知の実物を見てきたわけなのですが。
かなり感動をしました。
あれはすごい。
っというわけで、イタリア行ってまいりました。
今回は海外というのにuematsu君もyujing君もいませんでした、それなりに楽しめました。
日本に戻った瞬間に大変なことになっており、一気に現実に戻されたわけですが、みなさんのおかげさまで最高の新婚旅行となりました。
今後ともよろぴく。
miyamoto
投稿者 hospital : 2006年04月05日 23:45
